こんにちは!阪南市社会福祉協議会の熊抱(くまだき)です♪
以前ご紹介した、大阪公立大学の学生と阪南市の子ども食堂に集まる子どもたちが一緒に手作りしたエプロンを、地元のボランティアさんたちへ届けるという心温まる「co-lorfulエプロンプロジェクト」を覚えていますか?
(前回の記事はこちらからチェック
まずはプロジェクトの経過報告。
この日は大阪公立大学の学生と、海外の留学生も参加し、万博の大きな舞台で、みんなの想いが詰まったエプロンプロジェクトの様子が報告されました。
大阪・関西万博をひとつのゴールとして選ばれたこと自体が、このプロジェクトの「つながり」や「未来への希望」を象徴しているように感じます。

寄贈式の様子
寄贈式では、学生代表の方からエプロンに込めた思いが語られ、会場は温かい拍手に包まれました。
たった一枚の布切れかもしれません。
しかし、そこにはたくさんの方々のやさしさや思いやりが織り込まれているのです。
万博という「多様な主体が集まる場」で、この小さなエプロンが確かに輝いた瞬間でした。
笑顔があふれた!子ども食堂での活動報告&贈呈式(9月23日)
そして、9月23日。エプロンはついに、待望の子ども食堂(地域食堂)へ!
この日は、これまでの活動を振り返る報告と、エプロンの正式な贈呈式が開催されました。
報告では、エプロンを制作する過程の苦労や喜びが共有され、子どもたちや地域の方々も、改めてこのエプロンが「たくさんの人の手と心」を経てここに届いたことを実感できたことでしょう。


みんなの食堂のボランティアのみなさんへ、エプロンが手渡される瞬間は、まさに感動のクライマックス!
新しいエプロンを身に着けたみなさんの笑顔が、会場をパッと明るくしました。
留学生と地元の子どもたちとの国際交流

折り紙で遊んでいる様子
贈呈式の後のお楽しみは、国際交流会!
留学生と地元の子どもたちが一緒になって、ゲームをしたり、それぞれの国の言葉で話しあったりと、和やかな時間が流れました。最初は少し緊張していた子どもたちも、遊びをきっかけにすぐに打ち解け、笑い声が絶えませんでした。
子どもたちのパワーは、文化や言葉の壁をあっという間に取り払ってしまう力を改めて感じたひとときでした。
留学生にとっても、日本の地域に根ざした活動に参加できたことは、貴重な経験になったはず。
この「エプロンプロジェクト」は、ただ物を寄贈するだけでなく、「心」をつなぐ素晴らしい架け橋となりました。
小さなエプロンひとつから、こんなにも大きな感動と未来への希望が生まれるなんて・・・このプロジェクトに関わった全ての皆様に心からの拍手を送ります。

熊抱 潤
阪南市社会福祉協議会 地域福祉グループ主任
第一層生活支援コーディネーター
福祉委員会の地区担当をはじめ、農福連携や漁福連携、子どもの居場所づくり、泉南学寮グリーンサポーター活動など、阪南市の地域福祉活動全般を担当
生まれ育った阪南市とたくさんの子どもたちをこよなく愛する”こだわらないことにこだわり続ける”がモットーのワーカー
たくさんの方々の応援もあった活動、みなさまにこの場をお借りしてお礼を申し上げます↓↓↓