職員が研修講師をつとめました。 -ボランティアコーディネータースキルアップ研修ー

みなさんこんにちは。阪南市社協の猪俣です。
去る11月7日に、鳥取県社協さんからの依頼をいただき、研修講師として出張してきました。
昨年は鳥取県内社協の会長や局長さんたちが阪南に視察にお越しになり、今年は鳥取に行かせていただくご縁をいただきました。鳥取県社協さんからいただいたコメントを以下に掲載します。

 鳥取県社協では、ボランティアの意義を学び、社協ボランティアセンター(以下VC)や社協ボランティアコーディネーターとしての役割を自身で考え、コーディネート力、企画力、情報収集、プログラム開発等実践的なスキルを学ぶ機会として「市町村社協ボランティアコーディネータースキルアップ研修」を毎年開催しています。今年度は、VCの役割と機能について、専門的なスキルや知識というよりも「社協」としてどう地域福祉を推進していくのか、その「視点」や「つながり方」について学び、研修受講後の日々の仕事や社協活動にどう反映させていけるか職員同士の意見交換する機会にしたいと考え、講師を猪俣様にお願いしました。
 研修では、阪南市社協の実践事例とそこに至るまでの仕掛けや裏側のエピソードを参考として、最終的には自社協でどう実践していけるか、グループワークを設けて検討しました。

 参加者からは、
 『研修では、阪南市社協の取り組みである「子ども福祉委員」「農福連携」「漁福連携」から地域への携わり方を学びました。私が感じたのは、事業を形作ってから地域へ打診するのではなく、地域と一緒に事業を形作っていく、これが阪南市社協での「住民主体の実現」への一つの取り組み方だと読み取り、参考にしたいと考えています。阪南市社協の地域への携わり方、向き合い方は一朝一夕で成り立つものでありませんが、自身の社協観を培う段階で今回学べたことは大きな財産ですし、自分だけではなく、周りにも共有していきたいと考えています』

 と、行動面や精神面共に前向き、且つ今後への意気込みを感じる感想がありました。
 今回の研修では、自分の地域で実現したい取り組みやそのプロセスを検討する機会となった為、今回限りになるのではなく、今後に向けた事業の進捗や活動したいことを共有し、今回の学びが更に深まるような研修を、継続して企画していきたいと考えます!! (鳥取県社協 清水)

県社協さん、そして参加の市町村の社協職員さんともに熱心で、こちらもたくさん刺激をいただきました。
阪南市のわくわくする地域の取り組みが全国各地のみなさんと分かち合えることを嬉しく思っています!

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