「ごみ拾いってこんな楽しかったっけ~?」

みなさんこんにちは!阪南市社協の佐藤です。

4月に突入しましたね☆気持ちを新たに、新年度も元気いっぱい頑張ります!

 

 

さて、今回は鳥取東中学校子ども福祉委員の活動をご紹介!

3月23日(土)和泉鳥取地区の一部の地域清掃をしました!

この取り組みは、今回初めて。企画してくれたのはすべて子どもたちです。きっかけは、「自転車で移動してると道端にごみが結構落ちてるのでみんなで掃除したいです」と子ども福祉委員の1人からの提案です。

「掃除」と聞くと参加が少なそうだし、楽しく掃除できるように「クリーン・マイ・シティ(通称CMC)」と名付け、チラシを作って、鳥取東中学校の先生、1年生4クラス、朝日地区福祉委員会に配布をして、参加を呼びかけました。

手作りのチラシをごらんください→☆こちらをクリック☆

子どもたちの想いは、しっかりとみんなに伝わり、4名の子ども福祉委員に加え5名の生徒さんが元気よく参加を希望してくれました。飛び入り参加の生徒さんの中には、佐藤が、2月に福祉教育の出前授業でボランティアの話をした内容に興味をもって「佐藤さんきたでー!」と声を掛けてくれる子も居ました。そして、その子どもたちのアツい想いは、地域の大人にも伝わり、朝日地区福祉委員会からは7名、休日にもかかわらず、途中からは学校の先生も参加していただくことができました。

【まずは顔あわせ】

自己紹介をし合いました。和やかな雰囲気♪

【いくつかのグループに分かれてごみ拾い】

パッと一目で見ると、ゴミなんか落ちてないよな~と言いながら、いざ始めてみるとポイ捨てされたごみ、吸い殻やマスク、缶、瓶などいろんなごみがたくさん…

 

「吸い殻多すぎる!」「ポイ捨てしすぎや!」

と言いながら一生懸命な子どもたち。

まさか、ごみ拾いをしているようには思えないくらい楽しそう…(笑)佐藤も一緒に拾いましたが、本当に楽しかったです。(子どもたちの前向きさ、明るさがあるから楽しいと感じさせてもらえるんだなと実感)

 

【朝日地区福祉委員さんとも一緒に掃除】

子どもたちだけで固まってするのではなく積極的に大人にも話しかけて協力し合う姿に感激しました。「ちょっと袋持ってって~」「分かりました~!」と自然に会話も生まれていましたよ。ほっこり♪

 

みんなでゆっくり歩きながら、ゴミを拾いながら、しんどいことをしているのになぜかずっと楽しい雰囲気で笑いながらも真剣にごみを拾っている最中。

「ごみ拾いなんか初めてした~!」「めっちゃ楽しいな~」「次いつやるん~?」とキャピキャピな子どもたち。「あんたらごっつい元気やな~」とほほ笑む福祉委員さん。

 

【終了後】

約1時間のごみ拾いを終えて、少しお話をしました。

歩いてみないと分からん事いっぱいあったよな~と投げかけたら、子どもたちも「ごみいっぱいやった!」「なんでこんなポイ捨てするんやろ?」「またやりたいです」とたくさん感想を言ってくれました。分別まできちんとし、最後に記念撮影♪

楽しさの中でたくさんの学びがある「子ども福祉委員活動」は、まさに「福祉教育」そのものだと考えています。座学も大切ですが、自分の足で外に出て、目で見て、身体で感じる。そこでしか得られないたくさんの気づきがそこにはあるんです!

その学びのきっかけを自分達でつくった子ども福祉委員のみんな。その子どもたちの想いや頑張りを受け止め、一緒に活動してくれた福祉委員会。

子ども福祉委員活動のもう1つの最大の魅力は、「自分たちがやってみたいことをカタチにできる活動」だと思っています!!

 

鳥取東中学校の子ども福祉委員が発足し、もうすぐ2年目。「クリーン・マイ・シティ(CMC)」をきっかけに3名の生徒が、新たに子ども福祉委員に入ってくれました!

いつも、たくさんの学びの機会を与えてくれる子どもたちに感謝しています。子どもたちの想いに寄り添い、一緒に考え、みんなが笑顔になって自分も笑顔になって地域が元気になるような活動ができるように、佐藤も子どもたちと共に悩んで、楽しんで、新年度も駆け抜けたいと思います!!!