子ども福祉委員と自治会の協働による「みんなのベンチ大作戦」を実施

こんにちは!阪南市社協の猪俣です。クリスマスが近づき、我が子たちはサンタさんに何をリクエストしようか日々おもちゃ屋さんのチラシとにらめっこしております。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

今回は中学生の「やさしさ」と地域の自治会のみなさんの想いをきっかけにして、坂道が多い阪南市内緑ヶ丘地区に高齢者などのためのベンチが設置されたエピソードをご紹介します。

『私の家の近所で高齢者がバス停でしんどそうに立っているのを見かける。このまちのためにベンチがあったないいな』

この優しさあふれる提案は、阪南市内の子ども福祉委員同士が交流・発表する2019年「第2回子どもボランティアサミット」での鳥取東中学校生徒(当時)の発言でした。

その後、この子ども福祉委員が住んでいる地区の自治会長からも、「地域の高齢者のためにベンチの設置を検討している」との相談を受け、それなら子ども福祉委員と自治会で一緒にベンチを設置しよう、と意気投合。一緒にベンチの設置に向けて動き出しました。

自治会で、設置場所の選定や予算計上などベンチ設置に係る準備や会議を重ねられ、2021年11月に自治会内8か所にベンチが設置されることになりました。

そのうちの1台を、高校のご協力を得て泉鳥取高校前に設置することになり、11月7日(日)、子ども福祉委員2人、緑ヶ丘自治会役員のみなさん、社協職員が一緒に設置作業を行いました。

最後のビスを子ども福祉委員メンバー2人がかりでしっかり止めて完成!スーパーから住宅団地へ登っていく坂道の真ん中に、ほっとひと息つけるベンチが設置されました。

2年前にベンチ設置の提案をし、当日も一緒に作業した子ども福祉委員メンバーは、

「コロナ禍で全然ボランティア活動ができなくて、みんなで集まることも、近所とのつながりも少なくなりました。何かしたい!と思ってもなかなか行動に移せなかったです。ベンチがあることで、緑ヶ丘の人たちが交流できるようになってすごくいいことだと思いました」

と感想を語りました。

後日、緑ヶ丘自治会にお住まいの人たちからは、以下のような嬉しいお声もたくさん寄せられています。

「90歳の母が、ベンチが設置されたことで自分1人でバスに乗って整骨院に通院できました」

「いつの間にかベンチの横にお花が飾られて憩いの場になっているんです」