笑顔をつなぐ「ほほえみ弁当」

こんにちは、社協の中口です。早いもので年末ムードが高まってきました。日に日に気ぜわしくなってきますね。週末は今季最大の寒波が来るそうなので、より一層ご自愛くださいね。

さて、先日朝日地区福祉委員会の配食活動に同行させてもらいました。

朝日地区では3か月に1度、地区にお住いの一人暮らしの高齢者を対象に食事会を行っていました。しかし、コロナ禍のためここ2年は民生委員、福祉委員で対象の方のご自宅を訪問し、お弁当「ほほえみ弁当」を届ける活動に切り替えています。

20数名のご自宅を数グループに分かれてご訪問します。

暖かい手描きイラストが届けるぬくもり

この「ほほえみ弁当」にはお弁当以外にもお楽しみがあります。それは地区にお住いの学生さんに書いていただいた掛け紙です。

地区にお住まいの大学生さんが、「自分の好きな絵を通じて地域の役に立てば」と、福祉委員会の配食活動に合わせて、その季節に沿った絵とメッセージをボランティアで描いてくれています。

お届けすると、

「来てくれるのを心待ちにしていたよ。ほら、前の絵(掛け紙)を飾っているの!!」

と、壁に張った前回の掛け紙を見せてくれました。また、今までの掛け紙をファイルに保存してくださっている方もいます。

お弁当に、学生さんの思い・福祉委員さんの思いが込められて、笑顔をつなぐ「ほほえみ弁当」。届ける側も受け取る側も満面の笑みです。お弁当を召し上がった後も、掛け紙を見て温かい気持ちになってらっしゃるのではないでしょうか。

私自身もたくさん元気をいただきました。来年は、お互いマスクなしで微笑みたいですね。