内閣府主催研修を受け入れました。 -令和7年度第1回「小さな拠点」づくりHubー

みなさんこんにちは。阪南市社協の猪俣です。
12月11日~12日の2日間、内閣府主催の地域づくりに関する現地研修の受け入れを行いました。
NPO、行政(福祉・都市計画)、社協、そして学生さんと、様々な分野からの参加者14名と、内閣府職員さんら主催7名の計21名を阪南にお迎えしました。2日間、活動現場での活動者らへのインタビューをもとにフィールド・リサーチを中心に据えた内容の濃い研修プログラムをご用意しました。

見学先は、観光漁業や漁福連携に取り組む(株)漁師鮮度さん、そして幼稚園跡地を拠点に地域での支え合い活動や新旧世代が融合し新たなまちづくりに取り組む舞校区福祉委員会・あたごプラザ協議会・舞ミライ会議の2か所。
以下、主催さんからのコメントをいただきましたので紹介します。

 内閣府地方創生推進事務局では、地域で暮らし続けるための生活サービスの維持や地域における仕事・収入の確保に向けて、「小さな拠点」づくりを推進しています。その中で、小さな拠点や地域運営組織の形成に取り組む実践の場でのセミナーを開催しています。今回は、中間支援として住民との連携・協働に取り組む、阪南市社会福祉協議会様より、住民主体の地域づくりの取組をご紹介いただき、地域づくりに取り組む2地区でのフィールドリサーチを行いました。

 最後に行った参加者の意見交換では、地域の意見を拾い上げながら、楽しく、まずはやってみるという取組姿勢や、住民、社会福祉協議会、行政などそれぞれの主体が関わりあいながら取り組むことが必要だといった意見が出ました。

 主催者としましても、住民とともに取り組む地域づくりについて改めて考える機会となり、参加者の意見交換の様子からも、それぞれに実りあるセミナーになったと感じております。貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。
 (内閣府地方創生推進事務局)

加えて、参加者からの感想を一部抜粋します。

・ フィールドワークを通して、地域の方々が「やらされている」のではなく、自ら主体的に関わり、楽しみながら取り組んでおられる姿がとても印象に残りました。その姿勢こそが、活動が一過性で終わらず、長く継続していく大きな原動力になっているのだと実感しました。

・ 現場で活動されている方のお話と合わせて、行政や社協などサポートしていく立場にある方々からも様々な意見を聞けたことが非常によい機会になりました。

近年は、農水省や環境省、経産省など様々な分野で地域づくりへの注目が高まっています。そんな中で、今回は福祉だけでなく、全国各地、様々な分野の人たちが共に「住民主体の地域づくりの支え方」について学びを深められたことは、とても有意義だったように思います。
阪南市のわくわくする地域の取り組みが全国各地のみなさんと分かち合えることを嬉しく思っています!

【参考】内閣府:小さな拠点・地域運営組織の形成(小さな拠点情報サイト)

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